先日、日本語教育能力検定試験を受けてきました。
目次
日本語教育能力検定試験とは
検定試験の概要
「日本語教育能力検定試験??何それ??」といいますと、
主催団体のホームページリンク↓
これです!!
(試験概要を詳しく知りたい人は私のブログよりもホームページを読んだ方がいいです…。)
この試験は、「日本語教員になるために勉強している人、日本語教育に携わっている人が必要とされる基礎的な知識や能力を検定する」というもの。
直接的な資格試験ではないからか「持ってたところで…」みたいな反応をされるんですが、日本語教師になりたい人は合格しておくべき試験なんだそうです。(先生が言ってた)
日本語教師になる条件
そもそも日本語教師を名乗るには条件があります。
①大学で日本語を主専攻・副専攻
②420時間の日本語教師養成講座を修了
③日本語教育能力検定試験に合格
上記のうち1つを満たしていれば日本語教師の資格を有していることになります。
①と③、②と③というふうに2つ満たしていればなお良し、というわけです。
先ほども書いた通り、この試験は直接的な資格試験ではないし、合格していなくても日本語教師になれます。
ただ、履歴書の資格欄にも書けるし、日本語教育業界では大変重要視されている試験なので、合格していれば強みになります。(って先生が言ってた)
試験の流れと内容
試験は1日で行われます。
マーク問題220点と記述問題20点の計240点の問題を解きます。
実技や面接はありません。
試験は3つに分かれています。
試験Ⅰ
- 解答時間90分
- 配点100点
- 出題範囲区分ごとの設問
- 全問マーク式問題
試験Ⅱ
- 解答時間30分
- 配点40点
- 聴解形式
- 知識や問題解決力をはかる
- 全問マーク式問題
試験Ⅲ
- 解答時間120分
- 配点100点
- 80点がマーク、20点が400字程度の記述
- 記述問題はⅠ・Ⅱ・Ⅲのマーク問題の得点が上位60%に入っていないと採点されない
- 出題範囲区分を横断した設問
と言うことで、日本語教育能力検定試験を受けてきました!!
私の状況
参考になるかは分かりませんが私の日本語教育の勉強状況を書いておきます。
私は現在大学2年生で、今年度の4月から日本語教育を副専攻でとっています。
今年度は比較的副専攻科目が多く、必然的に日本語教育の勉強に割く時間も増えるので、「今年勉強して合格できたら効率がいいかな~」と思って今年受験することにしました。
学校の授業は検定対策ではなく、「教育心理学」「日本語文法」「日本語学概論」という感じで、分野別の講義でした。
他の教員免許の副専攻科目でもあるので、検定には出ないような心理学の数式や古典文法も勉強しました。(古典の範囲は慣れてきたら面白かった◎)
そういうわけで、習ったことももちろん検定対策に生かせるんですが、大半は独学でした。
そもそも日本語教育学習歴が浅く、知識不十分なうえに経験ゼロなので、やや無謀な気はしていたんですがね…ウウ
出願手続きについて
出願手続きがなかなか面倒でした。
TOPIKとか世界遺産検定の比じゃないです。
簡単に手順を整理すると、
- 受験案内を購入する
- 証明写真付き願書を完成させる
- 郵便局で受験料を払い込む
- 願書と払込証明を特定記録郵便で送る
ネット出願、ネット振込じゃなかった!!っていうだけの話なんですけどね…。
(なんでこんなに詳しく書いちゃってるんだ?という気持ちになってきましたが、最後まで行きます。いつか誰かの役に立てばいいけど!!)
1.受験案内を購入する
これです。
「受験案内を400円で購入するだと!?」と思いつつ買いました。
願書は毎年その年度用のものを買う必要があるので注意してください!!
2.証明写真付き願書を完成させる
写真を準備すること以外は面倒くさくなかったような?
願書はコピーをとっておきます。
3.郵便局で受験料を払い込む
生まれて初めての経験でした!!
窓口の方に聞けば何でも分かるので特に問題なし。
問題は受験料の金額!!(10,600円)
大学生にはなかなかしんどい額なんじゃないでしょうか…。
4.願書と払込証明を特定記録郵便で送る
これも窓口の方にお任せ。
特定記録郵便で送るのが重要です。
控えをもらって終わりです!!
と、こんな感じで出願手続きをしました。
受験会場は少なめで、一番近いところを選んでも前泊が必要でした。
あぁド田舎…。
出願後のスケジュール
出願後のスケジュールはというと、
9月下旬 受験票が届く
10月末 試験
12月下旬 結果が届く
となっています。
結果が分かるまであと2か月もある~。
はい!以上、試験概要(?)でした。
本当は書くつもりなかったのに(笑)
せっかく書いてしまったので載せました!
次回、受験当日のことを書きます✎